今を遡る事76年前。
1933年の3月4日にアメリカ合衆国の大統領に就任したフランクリン・ルーズベルトは、世界恐慌を克服するために一連の経済政策を行いました。これは、ニューディール政策「New Deal」と言われています。
新規まき直し政策とも言われるものでもありました。
「New Deal」とは、トランプゲームなどで親がカードを配り直すことを言い、それに例えて政府が新たな経済政策を通じて、国家の富を国民全体に配り直すことを意味しているものなのです。
ルーズベルトは大統領に就任すると、矢継ぎ早に景気回復や雇用確保の新政策を審議させ、最初の100日間でこれらを制定させました。
これ以降、新大統領が「最初の100日間で何をするか」というのが大統領選挙における最も重要な公約となったのも有名な話です。
そして、この時期とジャズには大きな関連があるのです。
ニューディール政策によって好景気に転じた社会にふさわしい音楽、それがスウィングでした。
この時代に、ビッグバンド・スタイルによるスウィング・ジャズが確立され黄金期を迎えることとなります。
このスウィングは社会現象にまでなり、ラジオ、レコード、映画の飛躍的な普及と相乗効果を持ち、1930年代のアメリカを象徴するものとなりました。
現在、世界恐慌、不況という不安定な社会ですが、歴史は繰り返されると言います。
ニューディールとジャズ、絶妙な関連性を持っているとも言えますし、時代背景も現在とマッチしています。
Jazz New Dealは、すべてのプレイヤーにJazzを配り直し、そこに集う多くの才能が開花する事で新たなスタイルが確立され、再び黄金期を迎える可能性を高めて行きたいと考えています。
インターネット、ダウンロード、WEBサイトの飛躍的な普及と相乗効果を得て新たなる展開や文化が生まれてくれば理想的です。
ちょうど1930年代のアメリカのように。
その可能性に向けた第一歩をここに刻みたいという強い信念を持ってJazz New Dealはスタートします。
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